Wednesday, August 25, 2021

偉大な故・水戸巌教授<本澤二郎の「日本の風景」(4185)

311や東海村危機可能性を予告していた物理学者を竹野内真理が紹介>

救える命が救えないという、信じがたいコロナ社会で、目下、身障者五輪が強行されている。そんな時、311フクシマ放射能汚染を予告していた、勇気ある良心的物理学者が日本にいた、と国際ジャーナリストの竹野内真理レポートが、本ブログにメール送信されてきた。芝浦工業大学の故水戸巌教授。権力・原子力ムラの圧力に屈しない、反骨の物理学者で知られる。一般人は知らないだろうが、今思うと偉大な人物であることが理解できる。原発ゼロ運動の小泉純一郎も、水戸巌著書に目を通すといい。目下静かに大活躍している小出裕章氏の恩師だという。


 関係者の間では、例の原子力ムラによって登山中殺害されたと見られている。高速増殖炉もんじゅ西村成生謀殺事件だけではなかった。原子力ムラによる謀殺に屈せず、西村未亡人は法廷闘争でヒラメ判事と戦っている。水戸未亡人は、夫の遺訓を守って今もフクシマ救済のために奮戦している。彼女の活躍の様子も竹野内真理blogyoutubeで見ることが出来る。


<東海村核施設が事故を起こすと首都圏は壊滅する!!>

 東京で最も危険な核施設というと、茨城県核施設群である。最近も日本原子力研究開発機構(動燃・核燃から改名)大洗の核施設で作業員が5人内部被ばく、大問題になっている。第二のフクシマには、より東京に近い東海村再処理工場の危険性も浮上している。ところで、動燃で謀殺された西村成生の勤務先でもあった。

 いち早く水戸巌が「危ない」と警鐘を鳴らしてきた東海原発なのだ。大地震で崩壊すると、首都圏崩壊を約束する。直ちに廃炉にしなければならない、危険極まりない原子炉である。地元の筑波大学に、物理学者がいないことが悲しい。東大も御用学者ばかりで、真実を語らない。


 そして今原発派の菅首相と梶山通産相による「フクシマ隠し五輪4兆円賭博」の開帳である。西洋の「競い合いの文化」は、核とミサイルの時代を約束させた。日本も国策と称して、原子力ムラが密かに手を突っ込んでいる。物理学者も核問題記者は、以前から知っているが、それを主権者に伝えない。

 凡人ジャーナリストはいまようやく気付いた。現在の海水温の上昇による気候大変動も、原発が主犯人である。


http://www.asyura2.com/21/senkyo282/msg/667.html


<「原子力ムラ」による殺害か、西村成生謀殺事件だけでなかった!>

 以下のリポートをしっかりと見て、読んでもらいたい。冒頭のYoutubeをみると、夫を殺されても屈しない水戸未亡人の活躍に驚く。

https://www.youtube.com/watch?v=5ICBvZnHbwg 

 

2021822() 12:56 Mari Takenouchi <mariscontact@gmail.com>:

故・水戸巌芝浦工業大学教授(小出さんの恩師であり、私の最も尊敬する物理学者。殺されたに違いない。)

 

(信頼できる四国の伊方原発ジャーナリスト、近藤誠さんから、水戸さんが殺されたに違いないと私は聞きました)

 

原発からの温排水問題については、故・水戸巌芝浦工業大学教授が最も早期に鋭く問題を指摘していたので以下に列記する。氏は、「事故が起きたら被害は東京に及ぶ」と、東海第二原発(茨城県)の住民訴訟に証人として参加していた日本の反原発科学者の草分け的存在であった。

以下彼の発言より抜粋

1.100万キロワットの原発は一秒あたり70立方メートル(利根川の3分の1にあたる)、一日600万トンの温排水を出し、日本全国の年間河川流量及び年間降水量に匹敵する量であり、日本全国の気象に大きな影響を与えることは明らかである。

2.海水の温度が上昇することにより、溶存酸素量が低下し、生態系に悪影響をもたらす。

3.冷却管の付着生物を殺すために化学薬剤が加えられている。

4.温排水には、低レベル放射性廃液が含まれており、トリチウムはそのままろ過されずに排出され、コバルト60やマンガン54も海の生物から検出されている。

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水戸氏は1986年チェルノブイリ事故の年に、双子の息子さん2人と共に山での不審な遭難死をされた。あるジャーナリストから「水戸氏は推進側に殺されたのではないか」という噂が広く知られている、と聞いたことがある。先日、『原発は滅びゆく恐竜である』という著作を読んで、奥様の書いた遭難時の状況説明を読み、その可能性はあると感じた。

 

推進側によれば、原子力はCO2はあまり排出せず、温暖化対策に良いエネルギー源とされているが、とんでもない欺瞞である。第一に原子力は直接海を温めているのであり、第二に、核燃料の製造から、大規模建設、廃炉、使用済み核燃料の冷却にかかるエネルギーとCO2の排出は膨大だからである。そして何より、CO2とは比較にならない、そばに立つだけで人間が即死してしまう高レベル核廃棄物の処分の解決はいまだにめどが立っていない。

 

チェルノブイリの事故の年である1986年、不可解な遭難事故で双子の息子と共に亡くなった東京芝浦工業大学故・水戸巌教授と双子の息子。嫌がらせは日常茶飯事であり、切断された指が送り付けられたり、「命があると思うな」と電話がかかったりしていたという。日本の反原発の草分け的存在で原発の温排水問題も訴えていた。198612月、双子の息子ともども山で遭難して死亡。妻の嘉世子さんによれば、「テントのファスナーは閉じていて、谷に向いた面だけにT字型の破れ目があって、そこから谷筋に向けて体が放り出されたと思われる。この破れ目は何が原因でできたものか、なぜ靴はテントに残したまま、全員が寝袋と共に靴下姿で谷筋から発見されたのか、頭部の血痕の原因は何か、などなど登山家たちから聞く『気象遭難説』だけでは説明したことになっていない。」

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私のブログでも、原子力村殺人事件をすべてひとつの記事に(長くなり読みにくくなっても)まとめています。点は線でつなげないといけないと思っています。西村さん裁判も更新したページ。https://savekidsjapan.blogspot.com/2021/07/jaea-formerly-donen-murder-case-trial.html

 

2021年8月25日記(東芝製品不買運動の会代表・政治評論家・日本記者クラブ会員)

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