竹野内真理ファイルで見つけた「311菅直人側近の真実」<本澤二郎の「日本の風景」(4197)

<「東芝製3号機は核爆発」を政府・東電・東芝は知っていた!!>

 猿山のボス選びに我が日本の新聞テレビは熱中しているが、まともな人間は311フクシマ隠しの真相と深層の方に気が向いて気が気ではない。第二のフクシマは必ず起きる。万一、大地震で茨城県の東海村核施設がやられると、権力と経済の中枢である首都圏は、100%の確立で壊滅することも分かってきたが、それでも9月5日の茨城県知事選では、原子力ムラの経産官僚が再選、ゆでガエルの日本国民を、改めて露呈した。


 筆者は竹野内真理ファイルで、かすかに記憶していた311当時の菅直人首相側近の、おそらく日本の戦後史秘録の中でも第一級の証言を見つけることが出来た。日本国民必読の史実である。菅直人や当時官房長官の枝野幸男ら民主党政権の中枢人物も共有していたはずだ。3号機核爆発の様子を、日本テレビが一度だけスクープ映像を流したが、原子力ムラの渡辺恒雄が放映を止めたことも。


 真実を伝えない政府の中で、一人首相側近が記録し、それを日本と世界のために、勇気を出して公開していていた。それを竹野内真理ファイルが記録していたのである。感謝したい。菅直人官邸に一人だけ、勇気と正義の人物がいたことに対して。


 東電フクシマ原発3号機は、間違いなく核爆発だった。そのことを政府・東電・東芝は知っていたのである。原子力ムラは「水素爆発」という大嘘を新聞テレビに垂れ流させていた。NHKの解説記者は、いまどうしているのか。生きてる間に真実を明らかにする責任がある! 


<水素爆発は嘘だったが、東芝は未だ沈黙で逃げている!>

 3号機はヒロシマやナガサキと同じだった。ピカドン・核爆発だった!米原発技術者のガンダーセン博士も、いち早く指摘していた。


 東芝製の原子炉である。東芝病院で命を奪われた次男・正文が、真実へ導いてくれたのかもしれない。3号機は東芝製と記述する日本人ジャーナリスト第一号である。誰も書かない、書けない。原子力ムラに封じ込められている新聞テレビなのだ。週刊誌なのだ。311の真相は、今も言論統制下に置かれているが、松田光世氏が死を覚悟して公開したことになる。彼の功績は絶大である。



<プルトニウム加工燃料の東芝製3号機の核爆発を政府東電は認めよ!>

 1、2号機の爆発は、水素爆発である。3号機は違った。

 映像が残っている。キノコ雲を誰もが目撃できる。1、2号機のそれと全く違う。間違いなく、核爆発であるが、そのことを官邸にいた人物が掌握していた。首相も官房長官も、閣僚のすべてが、核爆発にうろたえた様子をみてとれるだろう。


 同時に、そこから原子力ムラ・経産官僚による蓋掛け・隠ぺい工作が、大掛かりに大胆に開始された。加担させられたNHK記者の嘘の解説報道で、国民はとことん操縦された。その罪は万死に値する。


 なぜ核爆発だったのか。証拠は原子炉で燃やす核燃料にある。核兵器に使用されるプルトニウムの加工燃料だった。素人でも理解できるだろう。フクシマは、日本での3発目の核爆発だった。


 ヒロシマとナガサキは、戦争による原爆投下だったが、フクシマは地震で原発の原子炉が止まり臨界爆発したものだった。正確には爆轟である。水素爆発の比ではない。これの被害測定を知りたい。米軍の秘密資料公開で判明するはずである。その時、関係者は死んで、この世にいないのか。


 なによりも政府と東電、東芝は核爆発の事実を認め、其の調査結果を明らかにすべきである。当時、放射能危険区域を米国は80キロ圏内としていた。フランスは、東京の大使館を関西方面に移転させている。枝野官房長官(当時)は、子供をシンガポールに逃避させた、と話題になったほどである。


<反省も謝罪もしない東芝は医療事故だけでなかった!>

 わが息子の医療事故死事件について、11年経っても反省も謝罪もしない傲慢無礼な東芝は、いまも3号機の製造メーカーとしての倫理的社会的責任から逃避している。恐ろしい悪魔の財閥企業である。


 3号機の核爆発による被ばく者は、数えきれないほど多いはずだ。外部被ばくと内部被ばくで亡くなった福島県民と茨城と首都圏民は、半端な数ではないだろう。放射能被ばくは、じわじわと人の健康な体を蝕んで、最後は細胞を破壊して命を奪う。


 問題の2011年3月15日、品川区内の妻を残して、木更津市の旧家の様子を見に来ていた筆者は、運よく3・15被ばくを逃れることが出来たが、妻は翌年から咳が止まらず、精密検査の結果重すぎる肺腺癌と判明、有明のガンセンターでの治療も甲斐なく、2013年11月23日に非業の死を遂げた。彼女の死因は、3・15の首都圏を襲った放射能ではないだろうか。


 東芝の悪魔性を人びとは忘却すべきではない。以下に勇気と正義の元首相・菅直人の政策秘書の松田光世氏が、公表した311証言である。詳細はURLにアクセスしてもらいたい。311の貴重な官邸秘話でもある。

 付言すると、安倍・自公内閣が強行した4兆円五輪賭博も、311のフクシマ隠しだったが、頭かくして尻隠さず!200万福島県民の棄民政策もひどすぎる。子供たちの放射能被害には、誰もがいたたまれない。政治の変革は不可欠である!


<菅直人首相の政策秘書・松田光世氏が真相を公開していた!>

https://takenouchimari.blogspot.com/2013/10/blog-post_9.html


3号炉の爆発は核爆発。 
煙の上がるスピードが音速を超えている。 
こういう爆発は水素爆発では起こらない。多分そうだろう。 
広島長崎についで、福島でも起こってしまった。 
東京のホットスポット問題もこれの影響が大きい。 
真剣に考えるべき。


日テレの中にも原子力をきちんと知っている人物がいて、 
福一から40km離れた場所に定置カメラを設置した。 
そのカメラで3号機の爆発をとらえることが出来たが、 
爆発後、その映像を昼のニュースで流した後、 
夕方のニュースでも夜のニュースでも一切流れなかった。 
早い段階でナベツネから報道規制がかかり、 
担当者は左遷され人事部に飛ばされ休職中となっている。 
だがバンダジェフスキーの講演会に一緒に出演していた。 
3
号機の爆発は黒煙だが、東電は今日に至るまで白煙と記している。 
爆発の映像は無かったことにしている。 

3
号炉の爆発で燃料棒が飛び散り、 
落ちた高温の燃料棒は熱で4号機の建屋を突き破り、 
建屋内に入り水素が発生し、4号炉の爆発を誘発したのではないか。 
2
号炉は外観はまともだが中はボロボロ。 
メルトスルーのその先の 
チャイナシンドロームまで行っているのではないか。 
14
日の夜、気圧計が3から急に1に落ちた。 
それ以降吉田所長がここから逃げても私は止めないと言うようになった。 
もうコントロールできないと判断したのではないか。 

その後、 枝野経由で菅総理に東電が撤退したがっていると言う情報が入り、 
午前4時頃に東電の清水社長を呼び出し、 
「許さない、何を考えているんだ」と。 
官邸と東電の行き来が大変な為、 
5時に東電に乗り込み合同対策本部を置いて、やっと機能しだした。 
それが15日の朝。 
2
号炉の超高濃度排水が出て、斑目さんですら 
「メルトスルーが起きている」と分かったと。 
それほど2号炉の排水はごまかしが効かないレベル。 
炉の中と同じレベルだから。 
一番やばい時、国民はまだ何も知らなかった。 
そして15日の夜に計画停電を開始した。(全てから意識をそらす為) 
アメリカと共同して福一を空爆しようとする計画は事実あった。 
我々は最悪の事態に備えて準備もしていた。 
冷却材を落とし爆発させない為にコンクリートで固めてしまおうと。 
東電が言うことを聞かず、撤退したらその計画を実行しようとしていた。 
スリーマイルの時に実際に空爆した部隊を呼ぼうとしていたが、 
その時はアメリカの東海岸にいて呼べなかった。 
在日米軍に頼んだが嫌がられた。 
そのかわりに友達作戦やるから、 
福一は自衛隊が何とかしろとアメリカから言われた。 
しょうがないから自衛隊はヘリで2日間水をまいた。 
17
日には部隊も駆け付け、今も横田に冷却材がある。 

経済産業省は反対し、 
燃料棒を取り出して温度を下げるように言っていた…。 
溶けてボロボロになった燃料棒をどうやって…。 
菅さんは、間違いなく経済産業省との意見と違うと言うことで、 
下ろせということになった。 

IAEA
では福島の事故が起こったので、レベル8を作る議論がされている。 

東電から発表されている数京ベクレルの放射能の放出の数字は、 
9
割近くが2号炉のものだと認めている。 
3
号炉の爆発は含んでいない。 
しかも、海に漏れた超高濃度排水も含んでいない。 
近寄れず計測できなかったと言い訳している。 
しかし報告書には「分かっている限りで」ときちんと明記されている。 
にもかかわらず、マスコミはその記載を無視し、 
チェルノブイリは越えていないと報道している。 


2021年9月7日記(東芝製品不買運動の会代表・政治評論家・日本記者クラブ会員)